北海道コンサドーレ札幌がJFLチームを相手に初戦負けを喫した。前半に2点を先行され、ルーキーDF中村桐耶(18)とMF藤村怜(20)の若手2人のプロ初ゴールで同点にしたが、その後の2連続失点で力尽きた。

   ◇   ◇   ◇

生え抜き若手コンビのプロ初ゴールは空砲となった。前半33分、一気に前線に飛び出したDF中村が、相手守備のクリアのボールを体に当ててそのままゴール。「正直ラッキーでした」と振り返った。1-2の後半10分にはカウンターからMF藤村が、左足を振り抜いて決めて「落ち着いて流し込めた」。チームは敗れたが、藤村は「1歩ずつ成長していると感じる」と手応えをつかんでいた。