元スペイン代表として10年W杯南アフリカ大会で得点王になったJ1ヴィッセル神戸のFWダビド・ビジャ(37)が、今季限りで引退することを発表した。13日、神戸市内で行われた会見には、三木谷浩史会長も同席した。

8月に鳥栖で引退した元スペイン代表フェルナンド・トーレス(35)に続き、世界的なスター選手が日本でユニホームを脱ぐことになった。

三木谷会長は「これほど偉大な選手が日本で引退するのは珍しいことです。先日、大阪のホテルで『引退したいんだ』と報告を受けました。非常に驚いた。彼の選手としての哲学として、輝いているうちにキャリアの幕を閉じたいという話を聞きました」と明かした。

さらに、同会長は「Jリーグで(今季)12得点を挙げており、まだまだ選手としてやっていける。しかし、彼のアスリートとしての決断を尊重し、我々としても快く受け止めた」と話した。