秋田商は予選4試合を19得点1失点と圧倒し、5年連続で全国最多45度目の出場を勝ち取った。ボランチから転向したFW原田遥翔(2年)が全試合で計6ゴールと絶好調だ。前回大会では秋田県勢の初戦敗退を「13」で止め、8強入りする旋風を巻き起こした。

初戦は神戸弘陵(兵庫)に決まり、DF松野真士主将(3年)は「走れることとハードワークが持ち味。みんなで粘り強い守備をしたい」。小林克監督(46)は「相手は力のあるチーム。GKが忙しくなる試合になると思うが、できることを精いっぱいやりたい」と意気込んだ。