浦和レッズのFW杉本健勇(27)とMF柴戸海(24)が15日の全体練習後、大槻毅監督(47)の指名で居残りシュート練習に臨んだ。途中からFW武藤雄樹(31)も加わり、3選手で左、右、正面など数パターンの展開を想定したチャンスからシュートを狙った。

7月4日の今季再開後から柴戸はボランチとして2試合連続スタメン、12日の鹿島アントラーズ戦も途中出場するなど3試合に出場している。クラブを通じ、柴戸は「中断期間でしっかり準備ができ、試合に挑むことができています。体の状態も良いですし、自分の役割も試合の中で明確に示せている部分もあるので、自分の良さが出ているのかなと思います」と手応えを示した。

守備力には定評があり、相手攻撃を的確につぶしている。大槻監督にシュート練習の指名を受けたように、今後は積極的な攻撃参加も期待される。柴戸は「個人としてもチームとしても改善できる部分を改善していきたいです」と取り組む姿勢。リーグ3勝1分けの負けなしと好調だが「まだ再開してから3試合しか戦っていません。残り30試合が大事になってくると思うので、チーム全体で意思統一しながら浸透させていきたいと思います」と気を引き締めていた。