川崎フロンターレは5分間で3得点を奪うなど、敵地でゴールを量産して浦和レッズを下した。
前半42分、日本代表に初招集された右サイドバック山根のクロスに、中央のFW小林が頭で合わせて先制した。
後半4分には、DFジェジエウのパスカットからU-24日本代表MF田中、小林とつなぎ、最後はFWレアンドロ・ダミアンが見事なオーバーヘッドで追加点を奪った。
直後の6分、U-24日本代表に選ばれた左サイドバックの旗手が全力スプリントでMFジョアン・シミッチのスルーパスを呼び込むと、そのまま右足でゴールして3点目。
続く8分には、左サイドのMF長谷川のクロスをレアンドロ・ダミアンが頭で折り返し、中央の小林が胸で押し込んで一気に突き放した。
後半22分には、味方シュートのこぼれ球を粘り強くマイボールにしたMF脇坂が、左足で5点目となるミドルシュートを決めた。
A代表や五輪代表に招集された選手らの活躍もあり、川崎Fが大勝を収めた。
浦和は立ち上がりに攻め込んだが、FW杉本のボレーは相手GKの好セーブに阻まれた。後半キックオフ直後には、相手DFのミスからボールを奪ってチャンスを迎えたが、懸命に戻った川崎Fジョアン・シミッチの守備に阻まれるなど、好機を生かせなかった。