J3のSC相模原は15日、元日本代表DF水本裕貴(37)が、現役引退すると発表した。

三重県出身のDF。三重高からジェフユナイテッド千葉でプロになり、ガンバ大阪-京都サンガ-サンフレッチェ広島などでプレー。J1通算416試合17得点。特に広島では、3度のJ1制覇に貢献するなど、堅守で存在感を示した。

日本代表でも7試合に出場した。オシム、岡田、ザッケローニ、アギーレ、ハリルホジッチと5人の監督に招集された。誰が監督でも手元に呼びたくなるほどの実力者だった。

本田圭佑、長友佑都、岡崎慎司、香川真司、内田篤人、吉田麻也らと2008年の北京オリンピック(五輪)にも出場した。

水本はクラブを通じ、次のようにコメントした。

「2022シーズンをもって引退することを決断しました。

1993年のJリーグ開幕をTVで見てサッカーを始めてから30年経ちました。

高校を卒業して19年間プロ選手として闘い続けてこられたのは応援してくださったファン、サポーターの皆様、切磋琢磨したチームメイト、たくさんのことを学ばせてくださった監督、コーチ、素晴らしい環境を整えてくれたクラブスタッフのおかげだと感謝しております。

ありがとうございました。

2011年に頭蓋骨骨折という生死に関わる怪我をしたとき当時8ヶ月だった長女を抱きながらサッカーを諦めようと考えたこともあります。

2022年に顎を骨折したときは医師からすぐに引退した方がいいと伝えられました。

それでもサッカーへの情熱とたくさんの方の支えのおかげで再びピッチに戻ってこられました。

感謝の思いはどれだけ言葉を重ねても言い尽くせないほどです。

遠征で家を空けることも多く次女には人見知りされたこともあります。

練習後に身体をケアするため公園で遊びたい子ども達を連れていくのはいつも妻でした。

24時間サッカー中心の生活に付き添ってくれた妻と学校行事にほとんど参加出来ず寂しい思いをさせてばかりだった2人の娘には本当に感謝しております。

これからはサッカーを愛するものの1人として指導者の道にチャレンジしたいと思います。

今まで本当にありがとうございました」