川崎フロンターレは21日、タイ代表MFチャナティップが、タイ1部のBGパトゥム・ユナイテッドFCへ完全移籍することを発表した。

クラブは「今季、川崎フロンターレに所属しておりますチャナティップ選手の、BGパトゥム・ユナイテッドFCへの完全移籍が決定しましたのでお知らせいたします」と伝えた。

コンサドーレ札幌から22年に川崎フロンターレに加入したチャナティップは、27試合に出場し、3得点を記録した。今季はリーグ戦の出場が2試合にとどまり、ルヴァン杯、天皇杯に4試合出場となっていた。持ち味の高い技術と明るい性格でチームに溶け込んでいた。

チャナティップは「川崎フロンターレの選手になった日から、ファン・サポーターの温かい応援がとてもうれしかったですし、感謝しています。フロンターレに加入してから長い時間は経っていませんが、フロント、強化部、監督、コーチングスタッフ、選手のみんなと良い関係を築けたと思っていますし、皆さんにサポートしていただいたことに感謝しています」と思いを伝えた。

さらに「チャナは今シーズンの途中でフロンターレの選手を卒業しますが、川崎フロンターレの歴史にチャナの名前が刻まれていることを誇りに思います。このフロンターレで選手として戦えたことを、とても光栄に思っています。これからは、川崎フロンターレのファンの一人として応援していきたいと思いますし、目標であるJリーグチャンピオン奪還を応援しています。頑張ってください!」とした。

チャナティップは、札幌時代含めてJリーグに7シーズン在籍し、J1通算133試合14得点を記録した。