日本サッカー協会(JFA)とアディダスが「育成年代応援プロジェクト JFAアディダスDREAM ROAD(ドリームロード)」を始める。8日、都内で発表会見を行い、JFAの影山雅永ユース育成ダイレクター(56)とアディダスジャパンの山口智久マーケティング事業本部スポーツマーケティングシニアマネジャーが出席した。

同プロジェクトは、日本の育成年代の選手が一定期間、欧州クラブ育成機関のトレーニングに参加するもの。

19年にU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)ポーランド大会で同日本代表を率いた影山ダイレクターは「ヨーロッパのクラブに個人留学するという新しいプロジェクトを通して、タレント、才能をもった若い選手たちが、さらにいいきっかけになってこのあと成長し、サムライブルーのメンバー発表の中に入ってくることを期待しています」と話した。

第1弾として、11月後半から、日本代表MF久保建英(22)の所属するスペイン1部Rソシエダード、U-22日本代表MF福井太智(19)が所属するドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの育成組織の練習に約2週間参加するという。メンバーは、15、16歳の年代で有望な選手を10人送り込む。

目的は、世界基準の選手を育てること。充実した環境で、世界基準のトレーニングを体験することで、レベルアップを目指す。参加するのは、同年代のカテゴリーとなる。現在、Rソシエダード、バイエルン以外のクラブとも交渉を重ねているといい、時期も含めて検討を重ねている。第2弾以降について「毎年ずっとやっていきたい」と意欲を示した。

「日本人同士で絡まぬように、人数は多くない方がいい」など、受け入れる側からもさまざまな提案をもらいながら、プロジェクトができあがった。「環境が違う中で、サッカーだけでなく日常生活をまず受け入れること、日本と違うところもまず受け入れて、その中で何をすべきか、思い切ってチャレンジしてきてほしい」と願った。