バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でレアル・マドリード(スペイン)に敗れたが、22日の独紙ビルトは「カルロ・アンチェロッティ監督は選手がCL敗退からしっかりと立ち直っていると確信している」と伝えた。

 同監督は「(CL敗退後の)最初の練習にすごいドキドキしていた。選手がどう反応するのかわからなかった。だがみんなすごく気持ちが入っていた。以前よりも自信を持っているよ」とコメント。さらに「我々は可能な限り早くブンデスリーガで優勝し、ドイツカップ決勝へ進出を果たしたい」と話した。26日にはドルトムントと準決勝で対決。その次のウォルフスブルク戦ではリーグ優勝が決まる可能性がある(Bミュンヘンが2連勝し、ライプチヒが2連勝できなかった場合)。

 2冠で今シーズンを終わった場合、アンチェロッティ監督はどのようにとらえるのか。「両方勝ち取りたい。そうすればいいシーズンだったといえるだろう」と話す。

 3冠をまたしても逃したが、大きな改革はなさそうだ。「選手はいいし、来季もいいだろう。シーズン後に新加入選手についてディスカッションはするが、まず間違いなくレボリューションはない」と話していた。