サッカーのベルギー1部、シントトロイデンは10日、日本のネット関連会社「DMM.com」がクラブの株式の一部を取得することが決まったと発表した。同社が取得するのは全体の25%という。

 クラブは選手補強や営業面の拡充につなげたい考えで「日本市場に足掛かりを得て、近いうちに何人かの日本人トッププレーヤーをプレーさせたい」としている。

 関係者によると、今後、株の保有割合を増やす計画があるといい、日本選手や指導者、フロントスタッフが欧州に挑戦する窓口になりそうだ。ベルギーのクラブ経営参画には、以前から日本側が興味を示していた。

 今季レギュラーシーズンを12位で終えたシントトロイデンには1月まで小野裕二(鳥栖)が所属していた。