5日に独紙ビルトが「ドルトムント、社会学者で一丸に」という見出しで、以下のように伝えた。

 ドルトムントのペーター・シュテーガー監督にとって最も重要な新加入の人材は67歳で、トレーニング中にはサングラス姿でベンチに座っている。

 ベルナー・ツェヒリングはコーチングスタッフの一員だ。社会学者であり、スポーツを社会学的に考察している。ドルトムントではチームビルディングを向上させるために一役を買う。シュテーガーとはオーストリアウィーン、ケルンでともに仕事をしていた。

 シュテーガーは「一致団結、グループとしての考えを実践し、今シーズン到達することができる目標を定めるためのものだ」と説明。ペーター・ボス監督の時には、チーム内でいくつかのグループができてしまったことが問題の1つだった。選手はツェヒリングとの仕事を一緒にするだろうか。

 ルーカス・ピシュチェクは「それは僕らに任されている。僕はもう2年間スポーツ心理学者とうまくやれているのでやらないけど」とコメント。ほかの選手はツェヒリングとの話し合いに参加するもようだ。