オランダ1部ヘーレンフェインMF小林祐希(26)が27日、都内でオフィシャルアンバサダーを務める「サミー・サッカー・プロジェクト」の特別プログラムに参加した。

 小林は約100人の小学1、2年生と一緒にプレー。クリニックの閉会のあいさつで、子供たちに「W杯(ロシア大会)はダメでしたが、(22年の)カタールを目指して、キャプテンマークを巻いてスタメンでピッチに立ちたい」と次の目標を口にし、実現を誓った。

 また、保護者を対象にした「ヤングアスリートマネジメント講座」では壇上で保護者からの質問を受け、自身の経験を踏まえ1つずつ真摯(しんし)に答えた。「うちの小学1年の子供は、1学年上の先輩にあこがれている。小林選手は目標にした人はだれだったのか」と問われると、小林は「自分は身近に目標をつくらなかった。ジダンを目標にしていた。目指すならメッシでしょ。世界トップレベルを目標にして、やっと1歳上の先輩にたどりつける」と答えていた。