Rマドリードのジダン監督が電撃辞任したのを受けて、1日のフランス紙レキップはこの母国の英雄について大々的に報じている。ジダン氏の今後についてさまざまな可能性を挙げつつ、フランス代表監督についても言及した。

 「遅かれ早かれフランス代表チームの方に向けられていく。この仮定は、ロシアでのレ・ブルー(フランス代表)の結果によって増大し、デシャン監督が失望させるたびに毎回ジダン氏の話がされるだろう」。W杯で期待通りの結果が出なければ、ジダン氏待望論が出るというわけだ。

 また、ジダン氏の辞任についてデシャン監督は「彼の決断なら、彼にとって最良のこと」と理解を示したという。さらに代表監督の座をジダン氏に引き継ぐ可能性について尋ねられると「鍵を握っているのは私の会長(フランス協会のルグラエット会長)だ。私は以前にも言ったが、ジズー(ジダン氏)はいつか代表監督になるだろう。いつかは私にはわからない。でもそれは当然のことだ。それが起こるときに起こるだろう」と答えたという。