チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルー(33)は、出場機会がこのまま少ないようであれば、退団するとクラブに警告していると、15日付英紙サン電子版が報じた。

来年1月移籍市場でインテルミラノが同選手の獲得を目指していると言われているという。

ジルーは今季、ランパード監督の下、5試合しか出場機会を得られていない。現状、FWアブラハムが今季リーグ戦で8ゴールをあげていることもあり、出場機会が増えることはなさそうだ。バックアップ要員にはなりたくないと、クラブに説明したと報じた。

インテルミラノのほかに、米MLSのホワイトキャップスも興味を示しているという。フランス代表としてトルコ戦に出場していた同選手は試合後、アーセナルからチェルシーに出場機会を求めて移籍したように、チェルシーから移籍する可能性があることを認めている。「チェルシーでポジション争いをするよ。そして1月に様子を見る。退団したいかと聞かれたら、その必要はないと答えるよ。状況にもよる。今の状況で満足はできない。33歳だけど、あと数年はプレーできる。でも決断するようにクラブから言われたら、そうするよ。アーセナルでそうだったようにね」と移籍の可能性を示唆した。

(A・アウグスティニャク通信員)