バルセロナやアトレチコ・マドリードが獲得を目指していたディナモ・ザグレブ(クロアチア)に所属するスペイン代表MFダニ・オルモ(21)が、ライプチヒへ移籍することが決定的になったと、スペイン紙アス電子版が23日に報じた。

同電子版によると、間もなく正式発表される見込みであるという。契約期間は5年半、移籍金は約3000万ユーロ(約36億円)とみられている。さらに、目標達成に応じて移籍金が4500万ユーロ(約54億円)まで増加する内容が含まれるという。

バルセロナはオルモが16歳だった14年夏にディナモ・ザグレブへ放出したが、再獲得を狙っていた。Aマドリードも昨年夏に獲得を目指し、契約目前まで迫っていたが実現できなかったという。

スペイン代表として今夏行われる欧州選手権を目指すオルモの希望は、欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場できるチームへの移籍。さらに、ライプチヒがリーグ戦で優勝争いをしていることなどを考慮した結果、ドイツ行きを決断したとのことだ。(高橋智行通信員)