アトレチコ・マドリードが南野拓実が所属する昨季王者のリバプールと対戦し、アウェーのアンフィールドで延長戦の末、3-2の逆転勝利を収め、2戦合計4-2で準々決勝に駒を進めた。途中出場ながら2ゴールを決める大活躍を見せたスペイン人MFマルコス・リョレンテ(25)が試合直後に受けたインタビューを、スペイン紙マルカ電子版が11日に伝えた。

「自分たちの限界がどこにあるか分からない。チームは信じられないほどすごい仕事を成し遂げ、全員で守備を必死にやり抜いた。チームが一致団結した時にこのようなことが起こるもの。ゴールを決めてこの対戦を突破したという事実は感動的だし説明することができない感覚だ。チームメートのみんなが祝福してくれた。今回勝ち抜けたことはとてもうれしいけど、まだリーガでやるべきことが多く残っている」とコメントした。

現在、準々決勝進出を決めているクラブはAマドリードの他、パリサンジェルマン(フランス)、アタランタ(イタリア)、ライプチヒ(ドイツ)。17、18日に残り4試合が行われ、3月20日にニヨン(スイス)で準々決勝の組み合わせ抽選会が行われる。(高橋智行通信員)