先月上旬、偽造パスポート所持などの疑いでパラグアイで逮捕された元ブラジル代表で02年ワールドカップ(W杯)日韓大会優勝メンバーのロナウジーニョ氏(39)が刑務所から保釈された。7日、スペインのアス紙などが報じたもので、160万ドル(約1億7600万円)の保釈金を支払ったという。

同氏は、ともに逮捕された兄アシス氏と同国の首都アスンシオンのホテルを割り当てられ、滞在を義務づけられた。担当したグスタボアマリラ裁判官は「ロナウジーニョ兄弟のための措置であり、ホテルでの拘留の継続といえる」とコメント。ホテルでは兄弟別々の部屋に監視された状態で滞在することになるという。

ロナウジーニョ氏は3月6日、慈善イベント参加などを目的にアシス氏とパラグアイに入国した際、偽造パスポートを所持していた疑いで逮捕されていた。