ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地(23)が5月30日、アウェーでのウォルフスブルク戦にフル出場し、2試合連続得点を記録した。

1-1の後半40分に左足で決め、今季公式戦10得点目となった。同僚のMF長谷部もフル出場。チームも2-1で勝ち、新型コロナウイルスからリーグ戦再開後、4試合目で初白星を飾った。ブレーメンFW大迫勇也は、1-0で勝利したシャルケ戦に後半から出場したが、終了間際に交代を命ぜられた。

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長谷部もリベロとしてチームの勝利に貢献した。熟練の読みで、相手のチャンスの芽をつんだ。地元紙「Frankfurter Rundschau」では「多くのデュエルに勝ち、素晴らしかった」として、決勝点を挙げた鎌田を上回る評価を得た。新型コロナウイルスから再開後2試合は長谷部を外して4バックを採用したが計8失点の2連敗。長谷部が先発に戻り、3バックとなってからは1勝1分けの負けなしと好転した。