香川サラゴサ、プレーオフで隔離「法律違反」と拒否

スペイン2部リーグで、新型コロナウイルスの影響で延期されていた試合が8日に行われ、ディポルティボがフエンラブラダに2-1で勝利。

フエンラブラダは昇格プレーオフ進出ならず、13日からのプレーオフ1回戦で香川真司(31)のサラゴサはエルチェと対戦することになった。

プレーオフに向けてスペインリーグは新型コロナウイルスの感染を懸念し、参加するサラゴサ、アルメリア、ジローナ、エルチェの4チームに対し、9日からプレーオフ終了までの期間(決勝戦に進出したチームは23日まで)ホテルで過ごすことを公式に要請した。すなわち最長で2週間は家族と離れ、完全に隔離されることを意味する。

これに対してサラゴサの選手たちは拒否する姿勢を示し、クラブもその決定を全面的に支持していると、8日にスペイン紙アスが報じている。

サラゴサのクリスティアン・ラペトラ会長は「それは法律違反だ。選手たちの労働権の保有者はリーグではなくサラゴサだからね。彼らはスペインサッカー選手協会の団体協定によって守られているし、選手たちは完全に拒否している。我々の場合、選手たちは(先週、陽性者が1人出た後)アラゴン州の保健省により指定された10日間の隔離期間を経てきた。彼らは厳格に従ってきたし、我々はあれ以上の感染者を出してはない」と見解を語り、受け入れるつもりがないことを訴えた。

サラゴサは13日と16日にエルチェと昇格プレーオフ準決勝を戦い、勝ち抜いた場合、20日と23日にアルメリアとジローナの勝者と決勝戦で対戦する。プレーオフを制した1チームが岡崎慎司所属のウエスカ、カディスとともに来季、1部リーグをプレーすることになる。(高橋智行通信員)