レアル・マドリードが21日にホームで行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第1戦でシャフタル・ドネツク(ウクライナ)に2-3で敗れた。この結果を受けスペイン紙アスは、Rマドリードが近年、キャプテンのセルヒオラモスが欠場した際に同大会で敗北が続いていると報じている。

Rマドリードは現在、2017-18シーズンのユベントス戦の敗北を皮切りに、セルヒオラモス不在時に欧州CLで7連敗中である。これまで最後にセルヒオラモス欠場時に勝利したのは2017年11月22日にアウェーで行われた2017-18シーズンの1次リーグのアポエル戦で、6-0の大勝を飾っている。

それ以降に欧州CLで初めてセルヒオラモスが欠場した、2018年4月11日にホームで行われた同シーズンの準々決勝第2戦、Rマドリードはユベントスに1-3での敗北を喫した。しかし第1戦のアドバンテージにより準決勝進出を果たし、大会3連覇を達成している。

一方、2018-19シーズンは1次リーグでCSKAモスクワにアウェー、ホームともに敗れた後(0-1、0-3)、ホームで行われた決勝トーナメント1回戦第2戦でアヤックスに1-4の完敗を喫し、大会4連覇の夢がついえた。

そして昨季、アウェーで行われた1次リーグのパリ・サンジェルマン戦に0-3で敗れた後、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、今年8月に延期されたアウェーでの決勝トーナメント1回戦第2戦でマンチェスター・シティーに1-2で敗れ、2年連続で準々決勝に進出できなかった。

さらに今季、シャフタル・ドネツク相手に前半のうちに3失点し、後半巻き返すも逆転できず、2-3での敗北を喫したのである。

(高橋智行通信員)