バルセロナのシャビ監督(42)がサポーターに向けて、自軍のフランス代表FWデンベレにブーイングをしないでほしいと訴えた。

ジョルディ・アルバ、ガビ、アラウホ、ダニエウ・アウベスのゴールで、4-2で勝利したアトレチコ・マドリード戦後「ウスマン(デンベレ)をサポートしてほしいし、彼にブーイングするのをやめてほしい」と話した。

デンベレは今年6月で契約が切れるが、クラブから契約を延長するか他チームへ移籍するかの2択を迫られてきた。しかし同FWは契約延長を拒み、さらに冬の移籍期間中の移籍も成立しなかったため、これまで同FWを構想外としてきたクラブ側が方針を転換。この日のAマドリード戦で公式戦3試合ぶりにデンベレを招集した。

Aマドリード戦では終盤にダニエウ・アウベスが退場となったこともあり、デンベレの出番はなかった。だが今後は出場機会もあるとみられるため、指揮官からファンへの異例のお願いとなった。その他、試合後の記者会見での一問一答は次の通り。

-試合結果について

シャビ監督 我々は今日、1試合の中で11人と10人の2つの試合を戦い、そのどちらもうまくこなすことができたのでうれしい。今日のような試合をやる必要があったし、今後に向けてターニングポイントになるかもしれない。ターニングポイントになるかもしれないと言ったが謙虚になる必要がある。我々は激しくプレーし、これまでの試合で失敗してきたディテールを改善することができたし、ジョルディ(アルバ)の同点弾は我々にとって良いものになったが、謙虚にならなければいけない。我々は欧州チャンピオンズリーグ出場圏内(4位)に入ることができたが、このプレースタイルを継続していく必要がある。

-Aマドリード・シメオネ監督のスタイルについて

シャビ監督 彼は我々と反するものを求めているし、サッカーを違う形で理解しているので、お互いを理解し合えていない。彼は何年か前、我々のトレーニングを見て、好きではないといっていた。だが何の問題もない。サッカーには20万通りのプレースタイルがあり、彼は別の形でサッカーを見ているんだ。

-今日、デンベレを使わなかった理由は

シャビ監督 それは監督判断によるものだ。後半に起用するつもりだったが、試合展開により違う決断を下した。

(高橋智行通信員)