マンチェスター・シティーが財務規則違反でプレミアリーグから告発されたことで、ジョゼップ・グアルディオラ監督(52)の去就が不透明な中、6つの新天地先がすでに挙がっていると7日付英紙ミラーが報じた。

グアルディオラ監督は昨年11月、マンチェスター・シティーと新たな契約更新を済ませたばかりで、その契約は2025年6月までとなっている。2016年から同クラブの指揮官を務めており、現在のプレミアリーグではリバプールのユルゲン・クロップに次いで、長い期間在籍している。

2020年にファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規則違反の疑いが上がった際に、疑いが証明されたら辞めると口にしていた。そのことからも、今回の件でマンチェスター・シティーが一線を越えていた場合、契約終了よりも前にクラブを去る可能性もある。

同監督は以前、代表監督に興味があると話していた。ミラー紙は、候補先としてブラジル代表、アルゼンチン代表、オランダ代表、スペイン代表とイングランド代表を過去に報じられた新天地先として紹介した。また代表監督以外の選択肢として欧州5大リーグで就任経験のないイタリアとフランスを挙げ、イタリアのトップクラブのユベントスが苦境にあることから、フランスのパリ・サンジェルマンが有力とした。(A・アウグスティニャク通信員)