【ビルバオ(スペイン)=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(21)が所属するレアル・ソシエダードは決定力を欠き、ビルバオとの「バスク・ダービー」を落とした。
スペイン代表GKウナイ・シモンの堅守を崩せず、逆に前半にスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(弟)、後半にFWイニャキ・ウィリアムズ(兄)の「ウィリアムズ兄弟」にゴールを奪われ、リーグ戦2試合ぶりの敗北を喫した。アウェー2連敗となった。
Rソシエダードは前半から再三、好連係からビルバオゴールに迫ったが、シュートは1本もゴール枠に飛ばなかった。
後半10分には、バレネチェアのシュートをGKウナイ・シモンにはじかれた後、久保が右足でゴールを狙うも、同様にセーブされた。
さらにその1分後、ミケル・メリーノのミドルシュートもキャッチされた。
Rソシエダードは終盤に反撃。41分にチョーのシュートがウナイ・シモンにファインセーブされた後、セルロートに決定的チャンスが訪れるも失敗。
続く43分、ウナイ・シモンのキックミスをセルロートがカットしてゴール前に素早くパスを送るが、バレネチェアがゴール正面からのフリーでのシュートを枠に飛ばせなかった。
アルグアシル監督は試合後の記者会見で「前半はビルバオの方がチャンスがあり、後半は我々の方が多かったと思う。後半、彼らの出来は良くなかったが決定力があり、我々はそれが足りなかった」と振り返り、決定力不足を悔やんだ。
順位は欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位をキープしたものの、5位ベティスとは勝ち点3差、6位ビリャレアルとは同4差と詰まっている。
クールな指揮官は「我々がやるべきことは、相手が負けることを考えるのではなく、勝ち点3を落とさずに獲得していくことだ。欧州カンファレンスリーグや欧州リーグ、欧州チャンピオンズリーグに来季出場するために、勝ち点がどれだけの必要になるか分からないからね」と気を引き締めていた。

