レアル・マドリードがチェルシーからスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(28)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。
契約期間は来年6月30日までの今季1年間。スペイン紙アスによると、この契約に買い取りオプションは付いていないとのことだ。
Rマドリードでは今季開幕戦を2日後に控えた10日、守護神クルトワが練習中に左膝前十字靭帯(じんたい)を断裂するというアクシデントが発生。近日中に手術を受ける予定になっており、現時点で復帰時期は不明だが、通常、回復に9ヶ月かかるため、今季絶望の可能性も出ている。
そのためクラブは即座に新たなGK探しに動き、ビルバオのウナイ・シモン、無所属のデ・ヘア、パリ・サンジェルマンのケイラー・ナバス、セビリアのボノなどが候補に挙がる中、クオリティーの高さや期限付き移籍で獲得できるという経済面などを考慮し、最終的にバイエルン・ミュンヘンにも狙われていたケパとの契約にこぎつけた。
ビルバオの下部組織出身のケパは2度の期限付き移籍を経て、トップチームデビューを達成。その後、18年夏にGK史上最高額の移籍金8000万ユーロ(約128億円)でチェルシーに加入した。それ以降、出場機会を得るのに苦しんだシーズンもあったが、昨季はレギュラーの座を取り戻し、所属した5シーズンで公式戦通算163試合に出場し、欧州チャンピオンズリーグを含む4タイトルを獲得した。
また今年3月、チェルシーでのパフォーマンスが評価されスペイン代表に返り咲き、6月にネーションズリーグに初優勝したメンバーの一員になっていた。(高橋智行通信員)

