J1ヴィッセル神戸を先月退団した後、アラブ首長国連邦(UAE)1部のエミレーツ・クラブに今月加入した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)が27日、自身のX(旧ツイッター)で、スペインサッカー連盟のルビアレス会長を「自分の地位にしがみついている」と痛烈批判した。
同会長は20日に開催された23年FIFA女子ワールドカップ(W杯)決勝で、スペインが初優勝を飾った後に行われた表彰式で、同国代表FWジェニファー・エルモソの唇にキスしたことで国内外から多くの非難を受けていた。
しかし、その後に実施されたスペインサッカー連盟の臨時総会で同会長は辞任しないと明言。その状況を受け、26日に国際サッカー連盟(FIFA)から90日間の資格停止処分が下された。
イニエスタはこのような振る舞いをしているルビアレス会長に対して、26日に自身の思いをXで以下のようにつづり、不快感を示した。
「今週起こった出来事の後、私は1人の人間として、3人の娘の父親として、夫として、そしてサッカー選手として、私たちのサッカー界とスペイン女子代表チームの周囲で起こっている出来事に対する悲しみを伝えたい。私たちがこれまで見てきたような、W杯優勝という偉大な出来事を汚す今回のような行為は決して許されるものではないと思う」
「私には彼女たちが成し遂げた素晴らしい大会、そして彼女たちが私たちに示してくれた素晴らしいサッカーが語られないことを目の当たりにして、代表チームの選手全員が今どんな感情を抱いているのか想像ができない。数多くの選手たちが長年に渡って築き上げてきた美しい物語が汚されてしまったことが残念でならない」
「それに引き換え私たちは、自分の地位にしがみつき、自分の振る舞いが容認できないものであること、そして世界において我が国および私たちのサッカーのイメージを損なっていることを認めなかった会長に我慢しなければならなくなっている」
こう、辞任しないスペインサッカー連盟会長を批判して締めくくった。
(高橋智行通信員)

