勝てば24年欧州選手権ドイツ大会出場が決まったA組首位のスコットランドは、0-2で同2位スペインに敗れ、本大会出場権獲得はおあずけとなった。

スコットランドは0-0の後半14分、所属するマンチェスター・ユナイテッドでも調子を上げているMFマクトミネイがゴール左の角度のないところからFKをファーサイドのネットに突き刺した。

先制したかに思われたが、VARの末にオフサイドとなり得点は取り消しとなった。ゴール前にいたヘンドリーがオフサイドポジションではあったが、ボールには触っておらず、プレーに関与したかどうかの判断は難しいところだった。またヘンドリーは相手GKに触れていたが、GKがそれによってプレーを妨害されたかどうかは微妙で、それがなくてもシュートは入っていたようにも見えた。

欲しかった先制点が取り消しとなったスコットランドはその後、相手FWモラタのゴールなどで2失点。欧州選手権本大会出場決定は持ち越しとなった。

クラーク監督は「マクトミネイの見事なフリーキックは、スーパーゴールに近いものだった」「審判たちはジャック(ヘンドリー)がGKに干渉していると解釈したんだ。どちらにしても、GKがあのシュートをセーブしたとは思えない」と悔しそうに振り返った。

MFマッギンも「レフェリーは最初ファウルと判断した。その後、オフサイドだと考えを変えた。それが悔しい。スコッティ(マクトミネイ)の信じられない一撃。あれをセーブできるキーパーは世界中どこにもいない」と話し、主審の判定に異議を唱えていた。