フランス1部リーグで、伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは2日、ウィル・スティル監督(31)を解任したことを発表した。

クラブ公式サイトで「2日の朝にカイヨ会長、ゼネラルディレクターのラクー氏、スティル監督が会議を行い、合意した。この決定により、来シーズンに向けて落ち着いて臨めるよう、ウィル・スティル監督とニコラ・スティル監督補佐は本日(2日)をもって退任する」と声明を出した。

カイヨ会長は「自分の信念とプレースタイルを認めさせた監督の開花に貢献できたことを我々は誇りに思っている」とし、スティル監督は「スタッド・ランスとクラブに関わったすべての人々に対して永遠に感謝する」とコメントした。

3日のレキップ紙は「スティル監督は2022年10月からスタッド・ランスのトップに昇進したときと同じくらい突然、シーズン中に去った。リーグ・アンはまだ3試合が残っている」と報じた。

同紙によると、スティル監督は昨シーズンに19試合連続無敗を記録するなど、ポテンシャルの高い監督とされていたが、2024年はリーグ・アンで3試合しか勝っていなかった。

また「サンバ・ディアワラ監督補佐が代理監督を務め、残り3試合と、本日非公開で行われるブローニュ戦(仏4部、15時キックオフ)を指揮することになる」とレキップ紙は伝えた。Sランスはリーグ3連敗中で、11位に低迷している。(松本愛香通信員)