イングランド協会(FA)カップで、リーズの日本代表MF田中碧(27)はアウェーのウェストハム戦に先発し、前半26分に先制ゴールを決めた。1-0の後半24分までプレー。チームは2-2からのPK戦を4-2で制し、39年ぶりに4強入りした。

田中が自ら中盤で起点となり、先制点を奪った。前半26分、センターサークル内でパスを受けて左に展開。そのまま一気に駆け上がった。敵陣ペナルティーエリア内で左からの折り返しを受けると、右足で巧みに切り返して左足でシュート。ボールは相手DFに当たって跳ね上がり、クロスバーの下側に当たってゴールに入った。

ここまでリーグ戦の出場機会は限られているが、FA杯では3回戦から4試合連続で先発出場。序盤からボランチとしてよくボールにかかわり、今季公式戦4ゴール目を奪った。後半30分にはイングランド代表FWカルバートルインがPKで追加点を挙げてリードを広げた。

だが、後半追加タイムは11分。そこで2点を返され、追いつかれた。試合は2-2のまま延長戦でも決着せず、PK戦に突入。お互いに1人目が失敗したが、4人目で明暗が分かれ、リーズはGKペリがストップ。最後は5人目のDFストライクが成功して勝ち上がった。

FA杯の準決勝は日本代表がイングランド代表に勝ったウェンブリー競技場で行われる。田中は5日前の歴史的一戦に後半26分から出場し、サッカーの母国撃破に貢献。勢いに乗って再び聖地に足を踏み入れる。