日本代表FW前田大然(28=セルティック)がスウェーデン戦に出場し、後半11分に先制ゴールを挙げた。決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦で決めた前回の22年大会に続き、2大会連続得点を記録した。
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前田は新人時代からタフなメンタルを兼ね備えていた。山梨学院高から入ったJ3松本山雅(当時J2)では、紅白戦にも入れてもらえないほど戦力として数えられていなかった時期があった。
当時松本のユースに所属していた賜正憲さん(会社員=28)はトップチームの練習に参加する際に前田と一緒にプレーする機会があった。寮が同じで風呂場で会った際に「トップ行くと緊張しちゃってガチガチで全然ダメなんですけど、大然くんはそういうときどうしていますか?」と問うたという。
当時全く試合に絡めていなかった前田からは「いつでもいつも通りやろ、緊張とかせえへんやろ、何も考えないでやるだけやろ」と返ってきた。全く参考にならない助言? に半ばあきれつつ、後にトップまで上りつめる人のメンタルに圧倒されたという。
前田はルーキーの時、松本の新体制発表会で「自分の夢は日本代表で活躍することなんで。よくみんなに『夢でかすぎひん?』とか言われるんですけど、自分はやっぱり夢は言葉にしていかないといけないと思うので、言葉にしていこうと思います」と宣言した。
その後、一発ギャグを披露。「みなさんに必殺技を見せたいと思います。か~め~は~め~歯!」と自分の白い歯を指さした。ややすべりの空気に「もっとウケると思ったんですけど…ごめんなサイドステップ!」と退いた。何事にも動じない姿に世界で戦える強心臓ぶりが発揮されていた。【佐藤成】


