日本代表としてワールドカップ北中米大会(W杯)に出場したDF長友佑都(39)が13日、母校に凱旋(がいせん)した。

この日自身が卒業した愛媛・西条市の神拝(かんばい)小と西条北中を訪問。全校生徒681人が体育館に集まった神拝小では、偉大な先輩のサプライズ登場に生徒が興奮。生徒との質疑応答では、サッカーを始めたきっかけを問われ「モテたくて」と回答するなど盛り上げた。午後に訪問した西条北中でも547人の生徒から歓迎を受け「大きな夢はバカにされたり笑われたりするかもしれないけど、自分を信じて頑張って欲しい。努力したからといって夢がかなうとは言えないけど、夢をかなえた人は100パーセント努力している」とエールを送った。両校ではサイン入りユニホームをかけたじゃんけん大会も実施。終了後には「ちょっと久しぶりにエネルギーでぶっ飛ばされそうだった(笑い)。地元に帰ってきて子どもたちのエネルギーに触れられるのは本当にうれしい」と刺激を受けた。

W杯では1次リーグ第3戦のスウェーデン戦で途中出場し、5大会連続出場を達成。大会後に自身の去就については「ビジョンは全くない」としていたが、この日は「いろいろと自分と向き合って考えている。どの道に進むのかはしっかり考えて決めたい。W杯が終わった瞬間は投げやりな言葉になっていたが、今はいろいろ考えている最中」と落ち着いた様子で話した。

現役続行か引退かも含めて慎重に結論を出す考えだが、8月のJリーグ開幕も見据えて近日中に答えを出すつもり。「チームもシーズンに向けて始まっていくので、もうそろそろ決断したいなっていう思いでいる」と話した。

長友は決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れた翌日には「先のビジョンは全くもう今は全くなくて、4年間、燃え続けていた炎が消えている状態。今すぐに答えを出せと言われたら(現役を)やめるんだろうなという勢い。だからそこは冷静に、ゆっくりと休みながら、自分の心と会話して、先のことを決めたい。日本代表においては、結果がこういう残念なことになってしまったけど、自分にやれることはやったので悔いはない」と話していた。