ノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロート(30=アトレチコ・マドリード)が絶好機でエースのWアーリング・ハーランド(25=マンチェスター・シティー)にパスを出さなかったことを受け、母国メディアが本人コメントを一斉に速報している。
物議を醸しているシーンは、1点リードの前半44分に起きた。中央のハーランドがフリーの状態ながら、セルロートはシュートを選択。相手DFにブロックされた。追加点の最大のチャンスを逃し、その3分後に同点に追いつかれたため、非難を浴びることになっている。
ノルウェー紙「Dagbladet」は「ワントラップして顔を上げた時(相手の)ストーンズがパスコースを遮断しているのが見えた。そこで僕はもうワントラップしたんだけど、そのコントロールが悪かった。自分から仕掛けて相手を動かすのではなく、相手が動くのを待ってしまった」とのコメントを速報。さらに「Nettavisen」は「あの状況でハーランドにパスを出すこと以上に望んだことは何もなかった。でも、パスコースの角度が消されてしまったと感じたんだ」と説明していることを伝えた。
「VG」は自身のプレーが波紋を呼んでいることに関するコメントも報道。「辛いです。もっと上手くやれたらよかったと思うような局面でした。また次のチャンスが来ることは分かっていますが、W杯という最大の舞台で、準決勝進出をかけて戦っている中でのことなので、当然ながら非常に堪えています」と語っているという。
セルロートのプレーを巡っては、SNSで誹謗(ひぼう)中傷が相次いでいる。中には「殺してやる」などと殺害をほのめかすコメントもあり、パートナーのレナ・セルネスさんはインスタグラムで「どのような状況であっても、こうしたコメントを書き込む前に、誰もがもう少し立ち止まって考えてくれることを願っています」と中傷投稿の自制を促している。


