サッカーFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会で初のベスト8進出の立役者となったノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(25=マンチェスターC)が、現地時間13日の祝賀イベントを欠席したことについて、国内でも批判の声が上がっているようだ。
ノルウェーメディア「NRK Sport」は「ハーランドの欠席に批判:『オウンゴールだ』」と題した記事を配信。「ノルウェー最大のスターの姿は、王宮前広場に集まった大観衆の前でW杯のヒーローたちがたたえられた際、どこにも見当たらなかった。この優先順位の付け方に、誰もが納得しているわけではない」と報じた。
ハーランドは首都オスロにアライグマの剥製(はくせい)を携えて一時帰国し、王宮で国王に謁見(えっけん)した。そのまま詰めかけた約9万人の観衆とともに祝賀式典が開催されたが、ハーランドはイベントを欠席。代表チームから離れてプライベートジェットでイタリア・シチリア島へ移動し、世界的ファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ」のイベントに参加していた。
ノルウェー国営放送「NRK」のサッカー解説者ベングト・エリクセン氏は、一連の行動を批判。「ハーランドはW杯で7ゴールを決めた。だが、これはオウンゴールだ。ここでは1つのチームとしてともにいるべきだった。『一人はみんなのために、みんなは一人のために』だ。全ての予定を完全に終わらせてから、『良い休暇を』と旅立つべきだ」と私見を述べている。
「NRK」のスポーツコメンテーターのヤン・ペター・サルトヴェット氏も疑問視し「ドルチェ&ガッバーナが、9万人の熱狂的なノルウェーのファンの存在よりも突然重要になってしまったようだ。私たちが理想としていたW杯のおとぎ話の締めくくりではない」とコメントしている。
フランス発のファッション雑誌「ELLE」のノルウェー版「ELLE Norge」の公式インスタグラムによれば、ハーランドとパートナーのイサベル・ヨハンセンさんは、シチリア島でファッショショーを満喫。ハーランドは純白のジャケットに白色のパンツを合わせた衣装に身を包み、ヨハンセンさんは胸元が大きく開いたドレスをまとっていた。


