PKキッカーをメッシから変更すべきか-。2連覇を目指すアルゼンチンのエースは今大会で2度失敗しており、PKに関する統計をスタッツ・パフォームのOPTAデータが分析した。W杯通算で4度も失敗し、成功率は50%(PK戦を除く)にとどまっている。

同社の集計でメッシはクラブと代表で計148回蹴り、決めたのは114回で成功率は77%。今大会のアルゼンチンには公式戦でPKキッカーを10回以上務めた経験のある選手が8人おり、パレデスが14回中13回成功。マカリテルとフェルナンデスも12回で失敗が1度しかなく、成功率は90%を超えている。

データは他の選手の優位性を示すが、大舞台でPKを任される重圧は数字で計れない面もある。代表戦ではメッシが32回も蹴っているのに対し、他のメンバーは合わせて7回と経験が少なく、パレデスも3回のうち失敗が1度あるという。

メッシは前回大会の決勝でPKを決め、スペイン1部のバルセロナ時代は宿敵レアル・マドリード戦で6本全て成功するなど経験値や勝負強さは群を抜く。OPTAは「世界が注目する中、メッシの代わりに蹴るという重圧に耐えられる選手はいないかもしれない」としている。