陸上男子5000メートル日本記録保持者の大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が国内初マラソンで、日本歴代5位の2時間7分19秒のタイムで3位に入った。


 川内優輝(30=埼玉県庁)は2時間10分53秒で9位、神野大地(24=コニカミノルタ)は2時間12分50秒で13位だった。


============

◆ゴール モーエンが独走トップでゴールし初優勝。タイムは2時間5分48秒。大迫は3位。タイムは2時間7分19秒


(1)ソンドレノールスタッッド・モーエン(26=ノルウェー) 2時間5分48秒

(2)スティーブン・キプロティク(28=ウガンダ) 2時間7分10秒

(3)大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト) 2時間7分19秒

(4)ビダン・カロキ(27=DeNA、ケニア) 2時間8分44秒

(5)アマヌエル・メセル(26=エリトリア) 2時間9分22秒

(6)上門大祐(23=大塚製薬) 2時間9分27秒

(7)竹ノ内佳樹(25=NTT西日本) 2時間10分1秒

(8)ギザエ・マイケル(スズキ浜松AC) 2時間10分46秒

(9)川内優輝(30=埼玉県庁) 2時間10分53秒

(10)深津卓也(30=旭化成) 2時間12分4秒


◆40・0キロ モーエンが独走で1時間59分23秒で通過。ゴール予想タイムは2時間5分台。2位キプロティク。3位大迫は2時間20秒で通過。ゴール予想タイムは2時間6分台後半。上門が日本人2位に浮上。3位は竹ノ内。川内は4位まで浮上


◆39・3キロ 2位キプロティクが仕掛け、3位大迫との差が広がる


◆38・9キロ キプロティク、大迫の3位集団が2位カロキととらえ、一気に抜き去る


◆37・4キロ キプロティクが大迫をとらえ3位浮上。大迫は食らいつく


◆36・2キロ モーエンが仕掛け、単独先頭に立つ


◆35・0キロ モーエン、カロキの先頭集団が1時間44分44秒で通過。3位大迫との差は約19秒。大迫のゴール予測タイムは2時間6分台。日本人選手2位は竹ノ内でゴール予測タイムは2時間8分台


◆33・0キロ 1位モーエン。すぐ後ろに2位カロキ。やや遅れて3位大迫。さらに遅れて4位キプロティク


◆32・5キロ 大迫が先頭集団から遅れ始める。先頭集団はモーエン、カロキ。キプロティクは4位に遅れる


◆折り返し点 カロキ、モーエン、キプロティク、大迫の順で通過。日本人選手では2位竹ノ内、3位佐藤、4位深津、5位上門の順


◆30・7キロ カロキがペースアップ。メセルが遅れ先頭集団は4人に


◆30・0キロ 1時間30分7秒で通過。先頭集団はキプロティク、メセル、モーエン、カロキ、大迫の5人。ペースメーカーが外れる。モーエン、カロキが先頭。大迫が続き、キプロティク、メセルが続く展開


◆28・9キロ 佐藤、深津、竹ノ内、アベラが遅れる。先頭集団の日本人選手は大迫のみ


◆26・8キロ 川内は先頭から1分以上遅れて16位


◆26・6キロ 大迫、深津、竹ノ内、佐藤の日本人選手は先頭集団後方


◆25・0キロ 1時間15分4秒で通過。先頭集団は大迫ら9人


◆23・7キロ 先頭集団はキプロティク、メセル、モーエン、カロキ、アベラ、深津、大迫、佐藤、竹ノ内


◆22・8キロ 12位集団に佐々木、神野、園田


◆中間点 1時間3分19秒で通過。神野、佐々木、マイケル、園田が先頭集団が遅れる 


◆20・0キロ 1時間1秒で通過。神野、園田がスペシャルドリンクの給水失敗。伊藤が先頭集団から遅れる。先頭集団はキプロティク、メセル、モーエン、カロキ、佐々木、アベラ、深津、大迫、園田、マイケル、佐藤、上門、竹ノ内、パトオチル、ディランゴ、神野


◆18・8キロ 先頭集団はキプロティク、メセル、モーエン、カロキ、佐々木、アベラ、深津、大迫、園田、伊藤、マイケル、佐藤、上門、竹ノ内、パトオチル、ディランゴ、神野


◆17・0キロ 川内が先頭集団から遅れ始める。神野も集団最後方へ


◆16・3キロ 川内が先頭集団の最後方へ。やや苦しそうな表情。高田が遅れ始める


◆15・0キロ 44分58秒で通過。飛松が先頭集団から遅れ始める。先頭集団はキプロティク、メセル、モーエン、カロキ、佐々木、川内、アベラ、深津、大迫、園田、高田、伊藤、マイケル、鈴木、佐藤、上門、竹ノ内、パトオチル、ディランゴ、神野の19人


◆14・2キロ 初マラソンの設楽啓太が先頭集団から遅れ始める。神野はペースメーカーのすぐ後ろにつく


◆13・9キロ 海外招待選手のルットが遅れる


◆13・0キロ 大迫、神野は先頭集団後方。設楽は最後方


◆11・1キロ 川内、神野はスペシャルドリンクの給水成功。大迫は失敗


◆10・0キロ 30分ちょうどで通過。神野、大迫、佐藤、設楽は先頭集団の後方


◆8・4キロ 先頭集団はキプロティク、ルット、メセル、モーエン、カロキ、佐々木、川内、アベラ、深津、大迫、園田、高田、伊藤、マイケル、鈴木、佐藤、上門、竹ノ内、パトオチル、飛松、ディランゴ、神野、設楽の23人


◆7・2キロ ペースぺーカーのすぐ後ろに飛松、モーエン


◆6・8キロ 昨年覇者ツェガエが遅れる。先頭集団とは8秒差


◆5・5キロ 川内がスペシャルドリンクの給水失敗。先頭集団の日本人選手は佐々木、川内、深津、大迫、園田、佐藤、神野、設楽ら


◆5・0キロ 14分59秒で通過。先頭集団は25人前後か。カロキが先頭


◆3・0キロ 大迫、川内、神野、設楽啓太、佐々木は先頭集団


◆1・0キロ 2分57〜58秒で通過。3人のペースメーカーのすぐ後ろはルット、カロキ


◆スタート地点 午後0時10分、一斉にスタート。天候は晴れ、気温13・4度、湿度57%

============


3日に行われる福岡国際マラソンに出場する(左から)大迫傑、川内優輝、神野大地、佐々木悟
3日に行われる福岡国際マラソンに出場する(左から)大迫傑、川内優輝、神野大地、佐々木悟

<海外招待選手> ※タイムは自己ベスト

1.イエマネ・ツェガエ(32=エチオピア)

 ▼2時間4分48秒(12年ロッテルダム優勝) 16年福岡国際優勝、15年世界選手権2位

2.スティーブン・キプロティク(28=ウガンダ)

 ▼2時間6分33秒(15年東京2位) 17年ハンブルク2位、13年世界選手権優勝、12年ロンドン五輪優勝

3.ラニ・ルット(28=ケニア)

 ▼2時間6分34秒(15年フランクフルト2位) 16年ロッテルダム7位

4.アマヌエル・メセル(26=エリトリア)

 ▼2時間8分17秒(13年バレンシア2位) 17年ロンドン8位、16年福岡国際5位、15年世界選手権9位

5.ソンドレノールスタッッド・モーエン(26=ノルウェー)

 ▼2時間10分7秒(17年ハノーバー3位) 16年リオ五輪19位

6.パウロ・パウラ(38=ブラジル)

 ▼2時間10分23秒(12年バドバ3位) 16年リオ五輪15位、15年福岡国際6位、12年ロンドン五輪8位

 ※欠場 7.ジェイク・ロバートソン(28=ニュージーランド)▼1時間1秒(ハーフ)

 ※欠場 8.テクレマリアム・メディン(28=エリトリア)▼1時間1分47秒(ハーフ)


<国内招待選手>

21.ビダン・カロキ(27=DeNA、ケニア)

 ▼2時間7分41秒(17年ロンドン3位) 16年世界ハーフ選手権2位

22.佐々木悟(32=旭化成)

 ▼2時間8分56秒(15年福岡国際3位) 17年びわ湖4位、16年リオ五輪16位

23.川内優輝(30=埼玉県庁)

 ▼2時間8分14秒(13年ソウル国際4位) 17年世界選手権9位、16年福岡国際3位、14年アジア大会3位

24.メラク・アベラ(23=黒崎播磨、エチオピア)

 ▼2時間9分27秒(16年別府大分優勝) 15年おおいたシティハーフ優勝

25.深津卓也(30=旭化成)

 ▼2時間9分31秒(16年びわ湖5位) 16年シカゴ7位

 ※欠場 26.丸山文裕(27=旭化成)▼2時間9分39秒

27.大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)

 ▼2時間10分28秒(17年ボストン3位) 17年MF香川丸亀国際ハーフ6位

28.園田隼(28=黒崎播磨)

 ▼2時間10分40秒(16年福岡国際4位) 17年びわ湖7位、16年福岡国際4位