陸連会長、物議醸す厚底シューズで大迫の心情も理解

第69回日本スポーツ賞と第4回日本パラスポーツ賞の表彰式が17日、都内で行われた。

日本陸連の横川会長が出席して、物議を醸している「厚底シューズ」に関して「世界陸連のほうで専門家の皆さんの検討が行われていることは知っている。まさにその途中です。どこかでリポートが出てくると思う」と見通しを話した。

横川会長は世界陸連の理事も務める。次の理事会は3月だが「論理的にはテレビ会議での理事会も可能になっている」。何らかの決定が出る際、必ずしも3月の理事会まで時間がかかるわけではないとした。

長距離界を席巻するナイキ社の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズが世界陸連の新規則により禁止されることになるとの英メディアが報道。前日16日には日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)は16日、自身のツイッターで「ヴェイパーどうのこうの記事に疲れている人多いはず どっちでも良いからさっさと決めてくれーい! 僕ら選手はあるものを最大限生かして走るだけ!それだけ!」とコメントしている。

横川会長は「大迫選手が言っている通り、早く決めてちょうだいよ、という感じでしょう。すでにかなりの広がりでシューズが使われている。はっきりすることがいいと思う」とした。

一方でシューズの性能や公平性の観点については「コメントのしようがない。専門家の意見がでてから。いろんな観点の議論がある。早めに聞きたいなと思います」と慎重だった。