立命館慶祥・石堂が日本選手権2冠&五輪出場へ決意

昨夏の高校総体陸上女子200メートル覇者、石堂陽奈(立命館慶祥3年)が照準を短距離2種目での日本一に定めた。30日、同校で総体が中止になってから初めて取材に応じた。全体練習も前日29日に始まり、本格的にシーズンに入った。400メートルリレーの東京オリンピック(五輪)出場枠獲得を目指す日本代表候補にも選ばれているホープは「100メートル、200メートルで(10月の)日本選手権優勝を目指したい」と、日本女王への決意をにじませた。

「特別なもの」と位置付けていた総体が4月に中止になり「やっぱり気持ちは落ちていた」。それでも日裏徹也監督(38)と連絡を取り合い、八雲町の実家で家族4人で過ごす中で、気持ちを切り替えていった。自粛期間中の約1カ月半は「もう1回、冬季練習のイメージ」と、同町内の公園などで課題だった体のぶれなどを改善してきた。同監督は「スタートからの動き出しも良くなっている」と成果を認めた。

今季初戦は7月12日道央記録会第2戦(千歳市)を予定。昨秋痛めた右足首も癒えた。石堂は「東京五輪でチャンスがあるのはリレー。個人の力がないとだめ。走力を上げていきたい」。目標に掲げた日本一へ、再び力強く走り始めた。【浅水友輝】