関東学生陸上連盟は20日、本年度の主催大会について、無観客開催と応援自粛の要請を発表した。主催大会には来年1月2日、3日の東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)も含まれる。チケット制ではないロードレースは、沿道の観戦に関する規制が難しいが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自粛を促した。正月の風物詩は2日間で沿道に100万人以上の見物客が集まるとされる。

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関東学生陸上競技連盟としての自粛事項

(1)今年度の主催競技会すべて無観客として開催します(必要最小限の人数で運営します)。なお、競技会の模様はそれぞれWebを通してのライブ配信や、日本テレビで生中継や録画放送することを予定しています。

(2)競技会場への来場は出場選手の他は必要最小限の人数に抑えます。

(3)出場校の応援団など、集団による応援は行いません。また、運営上必要なもの以外に、大学名を示すのぼりや小旗の配布なども行いません。

(4)OB、OG、大学関係者、同窓会組織、選手のご家族などにも、応援自粛を要請します。

(5)競技会場および周辺では、主催者が認めている観客サービス(大会公式プログラムやグッズ等の販売活動)は行いません。

(6)競技会場および周辺では、運営に必要ではないすべての配布物を禁止します(新聞社の小旗や号外、大学新聞、協賛社関連配布物等)。

(7)開会式、閉会式、表彰式などの式典は、極力縮小するか行わないこととします。(以上、原文まま)