日本陸連は26日、今夏のパリオリンピック(五輪)の競歩代表を発表した。

男子20キロでは、すでに内定済みで東京五輪銀メダルの池田向希(25=旭化成)に加え、濱西諒(24=サンベルクス)、古賀友太(24=大塚製薬)がともに初代表に選出。女子20キロでは、2大会連続代表に内定していた藤井菜々子(24=エディオン)に加え、岡田久美子(32=富士通)が3大会連続の代表入りとなった。

今月21日の世界競歩チーム選手権で五輪出場権2枠を獲得した混合リレーでは、男子が川野将虎(25=旭化成)と高橋和生(27=ADワークスグループ)、女子が岡田と柳井綾音(20=立命館大)が代表入り。岡田は20キロと合わせ、日本勢唯一の2種目での代表となる。男女2人がチームとなってマラソンと同じ42・195キロをつなぐ混合リレーは、パリ大会から正式採用された新種目で、日本勢はメダル獲得の期待が懸かる。

最大3枠の女子20キロは、代表選手が追加発表される可能性がある。