男子100メートル日本記録保持者の山縣亮太(31=セイコー)は予選で10秒58(向かい風0・4メートル)の3組3着となり、決勝進出を逃した。

悪天候もあってB決勝は棄権。冬季練習は順調も、3月から右足に違和感があって練習も減らしていた。この日も状態は悪く、現在地は「思っていた位置よりもだいぶ、下」と悔しげ。それでも4大会連続の五輪出場に向けて「1%でも可能性があれば、そこに向かって全力で頑張りたい」と力を込めた。大東大の守が、追い風0・7メートルの決勝を10秒26で制した。