陸上の世界選手権東京大会が13日、国立競技場で開幕する。メダル候補に挙がるのが、やり投げで日本女子初の連覇がかかる北口榛花(27)、男子110メートル障害で24年パリ五輪5位の村竹ラシッド(23=ともにJAL)、19年ドーハ大会銅の“リレー侍”こと同400メートルリレー。34年ぶりに東京で開催される舞台で、メダルの獲得を目指す。

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世界女王の北口がケガからの復活を目指す。23年前回大会、24年パリ五輪を制した中、6月に利き腕の右肘痛を発症。約2カ月のリハビリを経て、8月に実戦に戻った。復帰後に出場した国際大会2試合はともに最下位に終わったが「これから下がることはない。しっかり投げられる状態で臨めば、自信はある」と、3年連続の世界一へ挑む。

どこまで状態を戻せるかが鍵だ。今年はケガ前に4大会に出場し、自己最高は今季世界6位となる64メートル63。ハドソン(オーストリア)の同世界最高(67メートル76)とは差がある。ただ大一番の昨夏パリ五輪では北口以外の選手は63メートル以下にとどまっており、東京本番で北口が今季ベスト前後を投げればメダルに届きそうだ。

故障期間中は下半身や体幹の強化に注力。復帰初戦は50メートル93にとどまったが、同2戦目は60メートル72と復調傾向にある。日本女子初の連覇へ「ケガをしても、目標は変わらず金メダル」と燃えている。

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