リオデジャネイロ五輪の新種目となる7人制ラグビーの男子日本代表が18日、セブンズワールドシリーズのシンガポール大会を終え、羽田空港に帰国した。

 15人制で昨秋のW杯イングランド大会日本代表として活躍した快足ウイング福岡堅樹(23=パナソニック)は、約2年ぶりの国際大会出場を果たした。1次リーグのオーストラリア戦では、トライ寸前まで迫ったが、大会を通じては持ち味の速さを生かすことはできなかった。「まだまだ足りないことがあるなと気付かされた。まだ機会はあると思うので、今後もリオに向けてアピールしていきたい」と話した。

 今後は5月の沖縄合宿を経て、6月の北海道合宿後に現在約20人いる代表候補が14人に絞られる。本番の日本代表メンバー12人は大会直前に決定する予定だ。