テニスの4大大会最終戦、全米オープン(29日開幕・ニューヨーク)の組み合わせが26日、決まり、男子シングルスで第6シードの錦織圭(日清食品)は1回戦で世界ランキング97位のベンヤミン・ベッカー(ドイツ)と対戦することになった。

 対戦成績は錦織の2勝1敗で、直近では14年のジャパン・オープン準決勝で4-6、6-0、7-6で錦織が勝っている。昨年の全仏オープン3回戦でも対戦することになっていたが、この時はベッカーが右肩の負傷により棄権した。

 順当に勝ち進めば準々決勝で第2シードのアンディ・マリー(英国)と当たるブロックに入った。錦織は初戦に向け「ベッカーは(全米のような)速いコートに強い印象があるので気を付けたい」と話した。

 西岡良仁(ヨネックス)は第23シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。

 女子シングルスの1回戦では第30シードの土居美咲(ミキハウス)がカリナ・ビットヘフト(ドイツ)と顔を合わせる。奈良くるみ(安藤証券)はシュテファニー・フェーゲレ(スイス)、日比野菜緒(ルルルン)はクリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)、大坂なおみは第28シードのココ・バンダウェイ(米国)と対戦する。