イタリア・オリンピック委員会は11日、ローマが立候補していた2024年夏季五輪招致からの撤退を正式に表明した。同日、マラゴ会長が国際オリンピック委員会(IOC)に撤退を伝える書簡を準備したことを明らかにした。

 ローマはラッジ市長が財政難を理由に撤退を表明し、9月末には市議会が立候補の取り下げを賛成多数で承認していた。これにより、24年五輪はパリ、ロサンゼルス、ブダペストで争われる見通し。