フィギュアスケート女子でグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯(3日開幕、北京)に臨む三原舞依(18=シスメックス)が1日、出発前の関西空港で今季のGP初戦に向けた意気込みを語った。18年平昌五輪の代表候補となる樋口新葉、本田真凜との直接対決にも注目が集まるが「日本から3人ですごく心強いし、楽しみ。でも、他の人は気にせず、自分は自分だと思っています。意識はあまりしていなくて、海外で日本人3人だと心強いなと思っています」と柔らかな表情を見せた。

 シニア1年目の昨季は4大陸選手権で優勝、世界選手権で5位と飛躍的な成長を見せた。前戦のジャパン・オープン(10月、フリーのみ)でも世界女王メドベージェワ(ロシア)に次ぐ2位。平昌五輪開幕まで100日の節目の日に「3桁最後の数字。今日出発できるのはいい区切りですね。(100日は)すごく短いと思う。(12月の)全日本(選手権)まではもっと短いので、短い間でどれだけステップアップできるかが大事だと思います」と意気込み、保安検査場をくぐった。