男子500メートルの羽賀亮平(日本電産サンキョー)は低地のリンクでの自己ベストという34秒87で4位に入った。1位とは0秒18、3位とは0秒03の小差。惜しくも表彰台は逃したものの、好記録でワールドカップ初戦を滑り出し「まだ完成度は高くないが、まずまずいいスタートが切れた」と納得顔だった。

 以前から期待されていたが、なかなか殻を破れないまま29歳となったスプリンター。今年の春から所属の枠を超えて強化するナショナルチームに加入し、鍛えてきた。国際舞台でその成果を発揮し「確実に成長した」と言葉に実感を込めた。