加藤大平(サッポロノルディックク)山元豪(ダイチ)渡部暁斗、渡部善斗(ともに北野建設)で臨んだ日本は5位だった。前半飛躍(ヒルサイズ=HS98メートル)で首位に立ったノルウェーが優勝した。

 日本は前半で486・7点の3位につけた。トップと50秒差で出た後半距離(20キロ)はフランス、フィンランドと3位争いを展開したものの、終盤に突き放された。

 

 ◆渡部暁斗の話 (開幕前に脇腹を痛め)まだ爆発力が戻ってきていない。僕らにとって(他国が)都合のいいオーダーだったから最後まで3位争いに絡めたのではないか。

 ◆渡部善斗の話 完全に振り落とされた感じ。スピードの上げ下げがかなり多かった。最後の勝負になれば対応できたと思うが、作戦負け。

 ◆加藤大平の話 ジャンプがあまり良くなくて、走りで何とか(挽回を)と思っていたが、5キロのスピードに慣れていなかった。もう少し試合数が必要だと思う。

 ◆山元豪の話 集団から離れないという仕事はしっかりできた。ラストスパートでもついていけたのは、自分の中ではかなり大きい。