28年連続28度目出場の山形商が、05年以来12年ぶりに初戦で姿を消すことになった。

 第1クオーター(Q)の立ち上がり、5点を先行した。しかし、3点シュートを3連続で浴びて逆転を許すと、その後は差を広げられた。第4Qでは3点シュートを中心に27点を奪ったが、後の祭りだった。萩原実久主将(3年)は「(速攻で)走った後のシュートの精度が…。ボールがつながらなかった」と肩を落とした。

 就任1年目の森岡雅人コーチ(42)は「選手には感謝しかない。ここまで頑張って連れてきてもらった。こういうゲームになったのは、私の責任」と選手をかばった。