スロープスタイルの予選が行われ、女子は岩渕麗楽(キララクエストク)が85・00点の2位で上位8人による12日の決勝へ進んだ。

 昨年12月にビッグエアでW杯初優勝を果たした女子の16歳、岩渕はスロープスタイルでも成長を見せた。1回目で転倒したが、2回目は切り替えて高得点をマークし「(演技中の)3回のジャンプをしっかり決めて、点数も伸びたのでよかった」と納得顔だった。

 コースの最後のジャンプ台は斜めに傾き、平昌冬季五輪のものと似た設計となっている。「思ったよりやりづらい感じではなかった。五輪へイメージを膨らませたい」と先を見据えた。