卓球のワールドカップ(W杯)団体戦(22~25日・ロンドン)に出場する日本代表が16日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで記者会見し、全日本選手権男子シングルスを史上最年少で制した14歳の張本智和(エリートアカデミー)は「一番若いので、一番声を出して盛り上げたい。世界一になりたい」と抱負を語った。

 女子で全日本3冠を達成した伊藤美誠(スターツ)は「一丸となっていい色のメダル持って帰れるように頑張りたい」と意気込んだ。女子は16年W杯シングルスを制した実績を持つ平野美宇(エリートアカデミー)石川佳純(全農)早田ひな(日本生命)も代表入り。男子は張本に加え、丹羽孝希(スヴェンソン)大島祐哉(木下グループ)、上田仁(協和発酵キリン)が名を連ねた。

 大会には男女各12チームが参加。ダブルス1試合とシングルス4試合で争う。