競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス亀戸)が、専門外の200メートル個人メドレーで優勝した。1年半ぶりに同種目を泳いで、2分10秒06。自己ベストに0秒08届かなかった。

 池江は「個人メドレーの練習はしてないけど、1年半ぶりにやれば、自己ベストは出るかなと思った。正直にいえば、2分8秒台が欲しかったです。でも前半から積極的にいけた。(ラスト50メートルの)フリーがきつすぎましたけど、粘れたのでよかった」と話した。

 池江の自己ベストは、昨夏の世界選手権ブダペスト大会で5位相当の記録だ。十分に世界を狙える種目ではあるが、あくまで主軸は専門の100メートルバタフライに置いている。

 「五輪や世界選手権でこの種目に出る可能性はほぼゼロに近いです。気分転換になる種目。たまにはいいかなと思います。高校最後の2コメ(200メートル個人メドレー)だと思います」と笑顔を見せていた。